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    つぼ草日和 ~ブラフミープロジェクト~
    沖縄の離島石垣島で、アーユルヴェーダハーブの栽培に取り組んでいます。自然と人間の暮らしの調和をテーマに生きる事にしました。島の野草や生き物たち、畑のこと、書いて行きたいと思います。
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    冬のお愉しみ
    先日、寒い冬のヴァータのエネルギーが高まる日には
    温性のスパイスがトゥルシー(ホーリーバジル)には よくあいますという記事を書きましたが
    ただ言いっぱなしというのも親切じゃないよねw

    と、いうことで、

    冬のお楽しみ
    ただ今トゥルシーのお茶に
    温まるスパイス
    シナモン(カシア)とクローブをおまけにお付けすることにしました♪

    23915921_1758590597507392_2248251774462643599_n.jpg


    トゥルシーとブレンドしてお楽しみくださいね。
    スパイスを入れれば牛乳と混ぜても大丈夫
    生姜を加えてトゥルシーチャイもお楽しみいただけます。


    これを機会に、ハーブティーに自分で好きなスパイスをブレンドすることの楽しみを
    感じてみてもらえたらうれしいです。

    ちょっとした魔女の入り口です(^^♪


    ベースとなるハーブはこちらから


    http://tubokusa.com/index.php?商品紹介

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    久しぶりにホーリーバジルの記事を書いてみた
    石垣島も急に寒い冬がやってきました。

    この数年、気象が極端に変動するから、ハーブたちの栽培にも台風対策や寒さ対策など、
    今まで以上の強さが必要になって新たな試みが増えています。

    そして、今年からは冬のトゥルシーをトンネル栽培することにしました。
    ホーリーバジル トンネル栽培


    石垣島では、トンネルにしなくても冬もトゥルシーは育つのですが2年前は、12月にやはり突然数十年ぶりというほどの寒さが来てトゥルシーたちが枯れてしまったことがありました。

    そういうことがないための予防的処置と、冬の生育を促すことで、夏の台風シーズンの前に収穫のピークを持ってきて、70m級の台風が来てもダメージを最小化しようという作戦です♪

    ホーリーバジル トンネル栽培2


    70m級の台風は、この数年石垣島には上陸していないけど、もし来たら、その時に育っているものは何をやっても守ることはできないので、こうしてリスクを分散して少しづつ通年栽培しているのでした。

    ホーリーバジル トンネルの中


    実は、これが、もだま工房のトゥルシーティーの秘密なのです。

    ハーブは栽培する場所によって、微妙に成分や味などが変わりますから、産地がどこか ということが大切な要素になりますが、それ以上に大切な要素は鮮度です。(^^♪

    とてもうれしいことに、もだま工房のトゥルシーはよその物と比べても、とてもおいしいと非常に高い評価をいただいていて、ハーブ栽培上手!とか誤解されていますが 実は、小規模栽培で一年中作っているから、いつも新鮮だからおいしいのです(笑)

    そして、こういう小規模栽培農家が夏の台風にも冬の寒さにも負けず、海外からの圧力や大規模栽培による価格競争にも負けずに生き残っていくことによって、日本の農業は安心で安全な農業技術も受け継がれ、また、職業の選択の幅も、この国に残されていくのだと感じています。

    だから、今日、あなたが もだま工房に「トゥルシー茶をください♪」と注文すると、それは日本の未来の若者が大地とともに生きる職業選択の自由を守る一歩となるわけですw

    さて、ちょっとした苦労自慢というか、開き直りをここまで読んでくれたお礼に役に立つお話もしましょう♪

    今日のように天気が急に寒くなったりすると体がその変化についていけない・・・ということってありますよね。

    こういう時にこそ役立つのが、このトゥルシーです。

    温性の性質を持ち、ヴァータとカパを減らすトゥルシーはインドで最も神聖な植物の一つで、心と身体の免疫力を高揚させて、ストレス耐性を強めます。

    ヴァータを改善する力が強いので不安や鬱、不眠、ストレスからくる頭痛、皮膚疾患、過敏性腸疾患などを軽減します。

    消化器官に対しては腸内にたまったガスや腹部の膨満感の軽減にも役に立ちます。

    またカパを下げるので、血流を改善して、血糖値やコレステロール値、トリグリセリド値(中性脂肪)を引き下げるほか、
    咳・胸部感染症・風邪・発熱・咽頭痛を軽減し、喘息や鼻炎などにも有効とされています。

    喘息のときには、トゥルシーと一緒にショウガ、黒コショウをとるとよいと文献にはあります。

    (トゥルシーティーはこのようにスパイスとの相性もとてもいいです。シナモンとの相性もとても良くておいしいです。
     今日のような寒い日には特にいいですね。 ただ、逆に体が熱い時には、ピッタをあげるので、やや控えめに。)

    免疫力を高めるトゥルシーは他にも、大腸菌や黄色ブドウ球菌、マイコプラズマ、アスペルギルスなどに対して有効であるというレポートもあります。

    最後に、利尿効果によって、毒素を排出し、排尿痛や膀胱炎、尿路感染症に対しても有効とされています。

    このように循環器官、呼吸器系や神経系、消化管、尿管のスロータスに作用するとされています。

    トゥルシーの持つ効果効能を言い始めるときりがないくらいで、一冊の本になってしまいます。
    実際になっていますが、今日はその中から、少しだけ紹介させていただきました。

    まとめ

    寒い季節への変わり目にはヴァータが高まる。

    ヴァータが高まると不調や痛みが出やすい。

    だからヴァータを下げるトゥルシーがいい。

    なければ、温性のスパイスもいい。(ショウガやコショウ、シナモンやカルダモンはよく、ピグモンやポケモンは効果がない。)

    トゥルシーの薬力源は、ウシュナで、ヴァータとカパを減らす。

    作用するダートゥはラサ、ラクタ、マッジャー、シュクラ。

    ? なんのこっちゃ?という方は、これを機会にアーユルヴェーダとは?と調べてみてくださいね。

    とても面白くて役に立つ世界がその先には広がっています♪

    トゥルシーに興味を持ったら、こちら
          ↓

    もだま工房

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    テーマ:美と健康! - ジャンル:心と身体

    ランペの植え付け
    毎日毎日、よく雨が降っとります。 去年は大きな台風もなかったし水不足の石垣島でしたが、
    この数日の雨で少しは持ち直したことでしょう。

    と、いうことで、雨も恵みなんだけど、畑仕事が、あんまり進まないので、気持ちがちょっと焦る。
    降らなければ降らないで、困るのに降ったら降ったで困る(笑)

    われながらわがままじゃのぅ

    でも、この雨を味方にしたいので、ちょっと時期は早いけど、「アーユルヴェーダの森」にいろいろ植えつけています。

    今回は ランペ。 バイトーイともいいます。

    これ。

    ランペ

    熱を加えるととてもいい香りがして食欲をそそります。
    葉っぱを一枚ご飯を炊くときに一緒に入れると、それはいい香りです。

    他にもお茶にするといろいろな薬効が期待できるし、スリランカ料理やタイ料理などではとてもよく使われます。

    別の畑で株を少しづつ増やしていました。 以前、その畑に移植したときには
    急な引越しだったので時期を選ぶことも出来ずに、ほとんど枯らしてしまい、また、少しの苗から増やすことをスタート。

    2年越しで再挑戦です♪

    今回はたぶん大丈夫だと思うけど、もしものために前の畑にも少し残してきましたw

    この苗たちが、夏を越えて、分げつしたら、本格的?に販売スタートです♪

    ランペ植え付け


    そして、畑のふちには 扇芭蕉。

    これは防風対策のために、石垣島ではよく使われる木ですが、根の張りがすごすぎて(笑)
    畑の栄養をみんな吸い取ってしまうので、扱いにはちょっと注意が必要です。

    まぁ、だからこそ、台風でも倒れることなく、風下のものたちを守ってくれるんだけどね。

    別名 「旅人の木」 

    扇芭蕉


    森予定地は南西がわに風をさえぎるものがないので、20本ほど植えました。
    こんなかわいい苗だけど、これも夏を越えるころには1m近くまで葉さきを延ばしてくれることでしょう。

    はじめ、何も植えてなかったときには、約1200坪の土地がとても広く感じたけど、
    こうして、植え始めてみると、なんか、それっぽくなってきてうれしい。

    まぁ、それっぽくなっているのは、私の想像だから、他の人が見たら、まだ、ただの空き地みたいだけどねw





    オジギソウ 
    今日はアーユルヴェーダの森に4種のウコン(ガジュツ・ターメリック・キョウオウ、クニッツ)を植えつけてきました。

    種ようウコン


    雨が強くなったので畑から撤収。 

    時間も早かったので、普段通らない道に何気なく行くと、オジギソウが群生していました。

    オジギソウ


    オジギソウは少し前までは石垣島では、あちこちで見かける
    よくある雑草でした。子供の頃誰もが遊んだかわいい植物♪

    葉っぱを触ると葉を閉じて、一斉にお辞儀してくれます。

    じつは これもアーユルヴェーダの薬草です。

    少し種をもらってきました。

    これも森で増やそうと思います。

    オジギソウ 学名 Mimosa pudica L
    インド名 lajalu

    使用方法 全草( 葉,幹,根,葉)を煎じて飲みます。
    また、葉は湿布や温湿布として用います。

    効能としては  脱毛 発熱,炎症、灼熱感 胃炎,潰瘍,腫れ,
    皮膚疾患 はしか 赤痢,下痢 脱肛 不眠症 (冷却作用)

    腎機能を助けるものとして尿のトラブル,膀胱結石,黄疸,

    咳,喉の痛み,慢性気管支炎,肺感染症,喘息,

    鎮痛剤 鎮静剤、制吐剤 関節痛 貧血,高血圧,不眠,

    婦人科疾患 月経過多・月経不順,おりもの,母乳を増加,

    催淫 インポテンツ

    関節痛・筋肉痛に外用としてシップ 。

    チンキは血糖を下げるために用いられます。

    と、いうことで、とても用途の多い薬草です。



    石垣島の赤土流失問題に思う
    DSC06659.jpg

    DSC06660.jpg

    今朝の雨は本当にすごかった。
    あそこまで降られてしまっては、仕方がないということもあるけど、
    それにしても、一向に赤土流出による海へのダメージは止まらない。

    もう20年以上言われ続けているのに。

    工事現場からの流出に関しては条例による規制と指導によって、
    今ではほとんどとまっている。

    課題は農地からの流出だ。

    でも、関係者は本当はみんなわかっている。

    もともと、補助事業による畑の勾配修正事業によって、
    一つ一つの畑を大きくしたことによって
    今日のすごい赤土流出が起きるようになったことを。

    そして、流出源はパイン畑とサトウキビ畑がそのほとんどを占めていることを。

    でも今となっては高齢になっている農家に向かって

    あなたの畑を何とかしなさい!

    なんて、なかなかいえないから自然災害の振りしてみて見ぬふりをしているのが現実だ。

    そして、どんどん海が汚れ、珊瑚が死んで 目に見えて魚が少なくなっている。

    街中を流れていない名蔵川の河口などですらオキナワアナジャコなどの
    珍しい生き物がすっかり姿を消していることに
    みんなは気がついている?

    それでは、まずいということで、また国から予算を付けてもらって、
    余計な土木工事に何十億とか使っている。

    赤土がとまらなければ土木の予算もついてむしろ好都合。

    そんな構図がもう20年以上続いている。

    でも、もう、本当のことをみんな言おう。

    このままでは本当にこの島の周りの海は終わってしまうよ。

    原因のひとつ サトウキビ畑は、80パーセントは
    国からの補助金で農家からたった一社の石垣島製糖が全量を買い取っている。

    だから、豊作貧乏も起きないし、農家は
    道のぎりぎりまで耕して一本でも多く植える。

    ある調査では、畑のふちに月桃などのグリーンベルトを
    設けることによって、赤土の流出の30~50パーセントは
    止めることが出来るのがわかっている。

    そこで、石垣市は補助金を使い、その苗を無料で配っているし、
    白保の珊瑚村をはじめとして植え付けのためのボランティアもいる。

    にもかかわらず、
    耕作面積が減るから・・・とか めんどくさい・・・という理由で
    ほとんど活用されていない。

    普通の工場が、もし、めんどくさいという理由で川に赤土を流していたら
    すぐに保険所が飛んできて改善命令を出すでしょう。

    農家は なぜに特別扱いされ続けているのでしょう?

    でも やってもやらなくても誰も何も言わないし、
    現にがんばっている農家はたくさんいるが
    その人たちの努力は なんにも評価されていないのが現実だ。

    だったら、国からついているサトウキビの買い上げの費用の
    80パーセントから
    対策をがんばっている農家には環境保全型農業として
    直接支払い制度を活用して、その費用を90%・100%と比率を上げ
    その分、その努力をしない農家からは買い取り額を60%・50%と下げるべきだ。

    それだけで、かなりの改善が見込めるはずだ。

    ほとんど全てを買い取っている、たった一社の
    石垣島製糖株式会社が「そうする」といえば、
    それで出来てしまうことではないでしょうか?

    環境保全直接支払制度の発展、拡充が沖縄のサトウキビにとって
    ポストTPPを生き残る秘策になるだろう。

    まぁ、その話は今日はおいておいて。。。


    パイン畑でも赤土を流出させないために本当にがんばって
    作付けの工夫をしている農家もいれば
    郵パックが買い取ってくれるからと、そのような努力を一切せずに
    少しでも多く作ろうとしている農家もいる。

    このような努力を評価し、そういう農園から買おう!という
    消費者が増えれば、
    これもまた改善の道が開かれるだろうと思う。

    そのために、だれかがたとえばHPなどで石垣島の海を守る
    パイン作りをしているのは○○農園と△△さんちのパインですから、
    こちらでかってください!

    そのほかでは××さんもがんばっています。とか、
    消費者が一目でわかるページを作って応援して欲しい。


    いまでは石垣島のパイン農家にとってインターネットを使った
    直販は大きな収入源ですからそういうところでも評価して欲しい。


    こういうことはすぐに噂になるから(笑)、
    いままで赤土流出防止の努力をしていない
    農家にもちょっと刺激になるはずだ。

    そして、一番赤土を出さない農地は採草地だから、
    勾配上どうしても難しいところは
    農業委員会などが中心となって農家間で農地の作付け交換を
    進めていく努力をしてもらいたい。

    今日の海を見たひとはみんなどうにかならないかと本当に
    思ったことだろう。

    でも最後に 石垣島には、
    さんご村や赤土監視ネットワーク・石西礁湖自然再生協議会などの団体・ボランティア・
    そして、評価されていないながらも黙々と努力を続けている

    サトウキビ農家もパイン農家も多くいることを知って欲しい。

    そして沖縄県は赤土ハザードマップを、
    たしか3年位前にはもう完成させていて、
    石垣島の、どこの畑からどのくらい赤土が流出しているかを
    把握しているはずだ。

    是非活用してもらいたいし、公開してもらいたい。

    80対20の法則というものがある。

    もともと赤土が流出していないけど、工事がやりやすいような畑の土木工事などしないでいいから
    80パーセントの流出源である20パーセントの畑に、
    必要ならば予算もつけ集中して取り組んでもらいたいのだ。